1992年3月28日 / 最終更新日時 : 2020年8月19日 M 神奈川新聞随筆欄 「鏡の中に映る自分」※全34回 平成4年1月~平成5年6月 第5回『もう珍しくない日本人 海外留学考える時期 狭くなってきた職場』小林武史 チェコスロバキア・国立ブルノーフィルハーモニーのコンサートマスターとしての3年間は、私の一生の中で最も印象に残った期間であった。1962年の初めからで、その後、また3年間、オーストリアのリンツ市にある州立ブルックナー交響 […]
1992年3月7日 / 最終更新日時 : 2020年8月19日 M 神奈川新聞随筆欄 「鏡の中に映る自分」※全34回 平成4年1月~平成5年6月 第4回『ネギやイモだと言われて「新潮45」広瀬研論文に疑問 バッハ聴いて何悪い』小林武史 いかに知識に満ち満ちている人であれ、人間というものは大なり小なり馬鹿(ばか)である。しかし、自らの愚かさを自覚している者と、自らのバカさに気づかない者とは、雲泥の差がある。-これは、「音楽現代」3月号の、「オンゲンジャー […]
1992年2月22日 / 最終更新日時 : 2020年8月19日 M 神奈川新聞随筆欄 「鏡の中に映る自分」※全34回 平成4年1月~平成5年6月 第3回『「音楽院」を想定してコンサートづくり』小林武史 「世界の平和と、国際理解のために、音楽を続けろ」とチェコの恩師、シュチュパーネックの遺言もあって、帰国後、世界中あちこちと飛び回り、幼少時代の恩師鈴木鎮一先生(現・才能教育研究会会長)と旧交を温めながら、青少年の育成に取 […]
1992年2月13日 / 最終更新日時 : 2020年8月19日 M 神奈川新聞随筆欄 「鏡の中に映る自分」※全34回 平成4年1月~平成5年6月 第2回『小倉朗がソナチネを作曲 はぐれ河童の独り旅』小林武史 今年の2月で62歳になる私、と前号で書いたのに、実は今まで60歳で、今度61歳になるとのこと、河童(かっぱ)の話を引用した記事を読んだ友人が、お前は、はぐれ河童だ、という。群れをなしていないから、独りであっちこち飛び回っ […]
1992年1月23日 / 最終更新日時 : 2020年8月19日 M 神奈川新聞随筆欄 「鏡の中に映る自分」※全34回 平成4年1月~平成5年6月 第1回『思い出す横浜、湘南の音楽院 ~62年間の生きざま振り返る』小林武史 平成4年2月に62歳になる私にとってショックに近いスピードで来てしまった現点で、まだまだ、それでもまだまだ、と悔しがっている自分を鏡で見て、暗やみの中で自分自身の向こう脛(ずね)を蹴とばしてみたり、ヨーロッパ時代のロマン […]